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2022.10.04

失敗しないためにあなたがすべき!マンション売却の5つのポイント

ポイント1  査定前にマンションの相場を知る

ポイント1査定前にマンションの相場を知る

マンション売却ではリサーチが重要です。まずは、ご自身が所有しているマンションの相場価格を調べましょう。本来、マンションの査定は不動産会社に依頼して行います。しかし、不動産会社によって「価格の高い・安い」の基準が異なり、自分自身で判断するのが難しいものです。そこで、インターネットを活用してマンションの相場価格を調べましょう。インターネット上には、おおよそではありますがマンションの相場がわかるサイトが多数あり、「住所」「間取り」「部屋の状態」などを入力するだけで、短時間で調べられます。この方法なら、マンション売却を迷っている方でも気軽にできます。マンションの価値を把握したうえで、不動産会社に査定をお願しましょう。

ポイント2  必要書類や印鑑の準備

ポイント2必要書類や印鑑の準備

不動産会社にマンションの査定を依頼したり売却したりする際には、さまざまな書類が必要になります。なかには、すぐに手に入らない書類もあるため今から準備しておくと安心です。最初に必要となるのが「本人確認書類」です。運転免許証、マイナンバーカード、パスポート、健康保険証などは手元に用意しておきましょう。次に、マンションの所有者を示す書類の「登記済権利証(登記識別情報)」も用意しましょう。また、契約書に押印をする際は実印を使用します。実印と印鑑証明書をセットで準備してください。その他にも、「固定資産税納税通知書」「建築確認済証・検査済証」などが必要になる場合があります。事前に不動産会社に必要書類を確認しておきましょう。

 

 

ポイント3  マンション売却の諸経費を計算

ポイント3マンション売却の諸経費を計算

はじめてマンション売却する方にとって、一番気になるのは費用ではないでしょうか。マンション売却にともなう税金や手数料などは「諸費用」と呼びます。たとえば、仲介手数料です。仲介手数料とは売買契約成立時に不動産会社に支払う手数料で、売却額によって上限が定められています。その他の諸費用としては、契約書に印紙を貼り収める「印紙税」、マンションの登記手続きにかかる「登記費用」、「引越し費用」や「家具の処分費」などもあります。また、マンション売却では税理士や司法書士を通す手続きもあり、その際は報酬が必要です。現金払いになるケースもあるため、必要な諸経費を理解し計算しておきましょう。

ポイント4  マンションを客観的に評価

ポイント4マンションを客観的に評価

マンション売却を急ぐあまり、「日当たりが良い」「リフォームをした」など売主はプラス要素ばかりアピールしてしまいがちです。しかし、契約後にマンションにキズや汚れを発見したり、入居後に雨漏りが生じたりしては大変です。契約後に何かしらトラブルが発生すると、買主から修補請求だけでなく契約解除や損害賠償を求められるケースもあります。雨漏り、騒音、劣化の状況、防犯対策などがあれば、売主は不動産会社に説明してください。なお、設備類の有無と状況や物件の問題点を書面で残すために不動産会社では契約時に「付帯設備表」と「物件状況確認書(告知書)」を準備します。売主はマンションを客観的に判断して「付帯設備表」と「物件状況確認書(告知書)」には正確に記入しましょう。マンションのマイナス要素を説明するのには売主自身を守る意味もあります。

 

ポイント5  相性の良い営業担当者を探す

ポイント5相性の良い営業担当者を探す

好条件でマンションを売却したお客様には、必ず優秀な営業担当者が付いているものです。実際、マンション売却のカギを握るのは不動産会社の知名度よりも営業担当者自身といえます。なぜなら、マンションの魅力を引き出し、その特徴を活かして価格や条件などを提案するのは営業担当者だからです。大手不動産会社だからといって信用するのではなく、営業担当者に目を向けてください。そして、その担当者に「宅地建物取引士の資格があるか」と質問してみるのも良いでしょう。資格だけで優秀かどうかはわかりませんが、ひとつの判断基準にはなります。また、自分との相性や人柄、経験値、些細な相談でもスピーディーに対応してくれるかなど仕事に対する姿勢を見極めましょう。

監修者情報

髙倉 茂樹

髙倉 茂樹
代表取締役・宅地建物取引士

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